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1811月 2020

くろさか地区視診 2020.11

 今回は夏のセミナー参加学生の「やはり地域を見てみたい」という声や、保健学科の地域創生推進プログラム受講希望学生多数が当セミナーを希望してくれたことを受け、例年としては異例ですが秋の地区視診を企画・実施しました。医学科1名、保健学科8名、YMCA作業療法士科3名の学生さんの参加がありました。違う学科の学生さんと一緒に活動するのも、当セミナーの魅力の一つです。
幸い天候に恵まれ、秋の美しい黒坂地区の自然を感じながら、フィールドワークを行いました。「気になったところの写真を撮る」「出会った人には必ず声をかける」をルール化し、某公共放送のTV番組方式で学生さんたちは非常に積極的に活動し、まとめ・発表も充実したものになりました。

高齢化・人口減少でさまざまな困難がありながらも、住民さん同士のつながりや穏やかさの魅力に気づける学生さん達の視点に、教員の方が目から鱗が落ちるような感銘を受けました。COVID-19流行でさまざまな制限がありながらも、ただ前向きに、地域に貢献できる医療者となろうとする学生さんたちと住民さんたちはどこか共鳴するところがあったのかもしれません。
今後も「自分たちに、今、できることは何か?」を考えながら活動していきたいと思います。
参加してくださった学生さん、アドバイスくださった先生方、現地住民のみなさん、本当にありがとうございました。 (紙本)

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